HOMEに戻る
Vol.3 Premium Red Rose Oil
ローズドビオ プレミアムレッドローズオイル ストーリー

3

ROSE DE BIO PRODUCTS STORY

2025年にブランド創設11周年を迎え、12年目を走り出したローズドビオ。現在は全8品目12SKU(限定商品を含めず)から1品ずつ、ブランドの信条である“しっかりと手応えを感じられるオーガニックコスメ”として開発を完遂するまでのストーリーを、代表/開発者 関根千恵へのインタビュースタイルでお届けします。

cover image

第3回目で取り上げるのは、プレミアムレッドローズオイル。この美容オイルは、第2回目のローズオブローズの誕生がきっかけとなり開発がスタート。ローズオブローズとはまた違った役割について、そして新たな植物との出会いが織り込まれた処方の工夫に迫ります。


【バックナンバー】


1. 赤薔薇『さ姫』から水蒸気蒸留で得た精油が主役の美容オイル

前回のローズオブローズは“攻めのエイジングケア”を目的とした美容オイルでしたが、このプレミアムレッドローズオイルはどんな目的でつくられたのでしょうか

imageプレミアムレッドローズオイルは、“肌だけでなく心までも癒し、女性らしい美しさを輝かせる”をテーマとした美容オイルです。ローズオブローズは、ローズヒップオイルの優れたケア効果が最大限に活かされた、さまざまなエイジングサインの悩みに応える処方でした。それに対し、年齢に関係なく、肌が敏感になってメンタルも揺らぎがちになっているような時に寄り添えるような美容オイルもつくってみたいと思ったんです。ちょうどローズオブローズをつくった後、オールインワン保湿のブラッディローズジェリーに赤薔薇『さ姫』のエキスを使わせていただいた奥出雲薔薇園の福間さんとお話したら、『さ姫』の精油を使ってそういう美容オイルをつくれないだろうか、という相談になって。奥出雲薔薇園では『さ姫』を使ったローズウォーターもつくっていて、その際に本当に1回につき1〜2滴レベルの稀少さで精油が浮いてくるそうなんです。それを少しずつ採り溜めてはいたものの、年間でも本当にわずかな量しか抽出できないので販売するのは難しい。だけど、何か素敵な商品に昇華できないかと考えられていたそうで、ならばぜひローズドビオでとお話が盛り上がって、新たな美容オイルの処方に着手しました。

ブラッディローズジェリー、ローズオブローズ、この2品の開発と製品化で、ローズの魅力を詰め込んだ商品づくりへの揺るぎない信頼を得られた感じですね

image福間さんたちは、ブラッディローズジェリーをとても気に入ってくださっていたので、「関根さんに託して化粧品にしてもらうのが良さそう」という展開になったのは嬉しかったですね。プレミアムレッドローズオイルが入っているこの箱のアイデアも、福間さんたちとお話しをした当初、「桐の箱とかに入っていたらいいよね」とおっしゃっていたのが出発点です。ただ残念なことに、本当の桐の箱だとカビが生えやすかったりと衛生面がちょっと心配なことがわかったんです。購入後にお客さまをびっくりさせてしまうことは防ぎたいので、いろいろと模索して牛乳パックをリサイクルした木目デザインの箱となりました。発売は2018年で、その頃はサステナブル素材への切り替えが急速に浸透してきた時期でもあって。貴重な『さ姫』の精油を使ったスペシャルな美容オイルを、環境にやさしい特製の箱に収めたことが、結果的にはギフトにもふさわしい商品に仕上がったと思います。


2.赤薔薇『さ姫』の癒し効果、薔薇の魔法に魅せられて

赤薔薇『さ姫』の精油は、どんな香りなのでしょうか。薔薇の香りは大きく分けて7つの主要な系統(ダマスク・クラシック、ダマスク・モダン、ティー、フルーティ、ブルー、スパイシー、ミルラ)があると聞いたのですが

『さ姫』は、系統としては「ダマスク・クラシック」がベースですが、そこに瑞々しい「フルーティ」が完璧なバランスで融合した、まさに“ハイブリッドな極上ダマスク香”と言えます。まさにブラッディローズジェリーの香りが、咲いている時の『さ姫』の香りそのものと私は感じています。プレミアムレッドローズオイルの開発に着手するずっと前ですが、福間さんに『さ姫』の花びらをたくさんプレゼントしていただいたことがあって。その際、「これは入浴剤として使うとすごく良いんですよ」と聞いたので、なんだかとても贅沢な贈り物をいただいたような気持ちでお風呂に入れてみたら、もの凄いヒーリング効果を体感したんです。自分でも驚くほど癒されたというか、気持ちも体もふわっと薔薇の魔法にかかったかのように楽になりました。普通の薔薇それぞれにも素晴らしさはありますが、奥出雲で大切にオーガニック栽培されたこだわりの品種『さ姫』には独特の何かがある、それがこの癒し効果なんだなと。その時から、このヒーリング効果を活かした化粧品をつくって、肌が敏感で心にも癒しが必要な方に届けたいという想いが少しずつ育まれていたのだと思います。


3.ハーブやオイルの選定、『さ姫』の精油を活かした処方の研究

このプレミアムレッドローズオイルの主役である赤薔薇『さ姫』の精油を活かすために、そのほかどういった成分を組み合わせられたのでしょうか

そうですね。『さ姫』の精油だけでも素晴らしい効果がありますが、敏感な肌のケアに適したハーブ、それから肌荒れしやすい状態が続いている時はやはりメンタルも弱りやすくなるので、心への癒しが必要な方にとって最適なハーブなどを、ベースとなるオイルと併せて探しました。それら一つひとつの栽培方法や抽出法を検証し、『さ姫』の精油との相性を考えながら組み合わせを探っていきました。

そこで「これが合いそう」と感じられたのが、カレンデュラのマセレーションオイルだったのですね

はい。マセレーションオイルは、日本語に訳すと「浸出油」となるのですが、インフューズドオイルとも呼ばれていますね。ベースオイルにハーブなどを漬け込むことで有用な成分を抽出したオイルで、ヨーロッパでは古くからスキンケアやマッサージに使われています。プレミアムレッドローズオイルは2018年に発売し、2023年にリニューアルしたのですが、どちらにもカレンデュラのマセレーションオイルは配合しています。2018年発売の旧バージョンの処方に使っているのは、フランスでオーガニック栽培されたカレンデュラを浸け込んだマセレーションオイルです。カレンデュラは「皮膚のガードマン」という愛称もあるほどで、敏感肌をケアして守る作用に長けたハーブ。カロテノイド、ルテイン、ゼアキサンチン、βカロテン、リコピンといった有用成分を豊富に含んでいて、これらが紫外線やブルーライトなどの光線ダメージを軽減してくれます。

フランス産のカレンデュラのマセレーションオイルはクラシックな方法でつくられていて、油に漬け込んだ後に日光に晒したりといったプロセスがあるんです。そこには太陽エネルギーの転写のような意味合いがあったり、また温めることで抽出が早まると思うのですが、カレンデュラは花の色素のところに美容効果の高い有用成分があって、その一部は紫外線や温熱によって壊れてしまうのでちょっともったいないなと私としては思っていたんです。それと、ベースとなるアーモンドオイルの酸化しやすさも少し気になっていて。こういった点が、後々のリニューアルに繋がっていくのですが…。もちろん、フランスのやり方にもデータに現れない部分での良さがあると思うのですが、後のリニューアル発売では日光に晒さない抽出方法のものに変えています。カレンデュラの良さを余すことなく閉じ込められたマセレーションオイルの詳細は、またリニューアルポイントのところでお話ししますね。


4. 心までも癒すヒーリングオイルをさらに進化させる決意

癒しと守りにフォーカスしたプレミアムレッドローズオイルを発売後、お客さまの反応の中にもリニューアルを後押しする声はあったのでしょうか

旧バージョンのプレミアムレッドローズオイルを2018年の2月に発売した当初、とくに気に入ってくださったのはいわゆる“通な人”が多く、売り上げの伸びも緩やかでした。凄くデリケートな肌の方向けにつくったこともあり、ヒーリング効果などを繊細に感じ取る有名セラピストさんから高評価をいただいたりして。それと、オイルトリートメントをなさるエステティック関係の方からも熱烈な支持をいただきましたね。一方で、取り扱い先のお客さまからは「ローズドビオの製品はどれもとても良く売れるし説明もしやすいけれど、プレミアムレッドローズオイルだけはちょっと売り方が難しいです…。でも、実際に使ってみるとこれが一番好きかも。肌がすごく変わるのがよくわかって」という、複雑なお声がポツポツと。もともと、超プレミアム原料である赤薔薇『さ姫』の精油を使っているだけに価格設定も高めでしたし、トライアルサイズが無いことも遠因となっていたように思います。一度使ってみると良さが凄くわかるけれど、使うまではちょっと手が届きにくい、どこか近づきがたい立ち位置の商品だったんです。

使ってみた時の「これは良い!」という納得感は重要ですが、もっと購入してくださる方が選びやすくて、販売してくださる方も売りやすいと思ってもらえることも大事にしたいという思いが年々大きくなりました。それで、カレンデュラのマセレーションオイルの更新に加え、さらなる処方のグレードアップを探って2023年3月にリニューアル発売しました。当初からの特徴である「ヒーリング効果」へのこだわりを保ちながら、お客様からのご要望を反映してエイジングケア*力を高めたり、ローズの香りも1.5倍に。お肌にしっとりとしたハリを与えながら、年齢サインにも対抗できる乾燥しにくいお肌に整えられる、より高機能な商品に生まれ変わらせました。

*年齢に応じた


5. 魅力ある美容オイルに生まれ変わらせるための素材選び

リニューアルによって処方がぐんとアップグレードされた印象がありますが、その全容を具体的にお聴きしたいです

先ほど少し触れましたが、旧バージョンのプレミアムレッドローズオイルは、癒し効果は高いもののまずベースとなるアーモンドオイルの酸化しやすさが気になっていたんです。アーモンドオイルは肌にとっても優しいオイルとして知られていますが、開封して時間が経ってくるとやや酸化した感じの香りになりやすいんです。その酸化しやすさを解決したいというのがまず一つあったので、ベースオイルの処方も変えるとともに、ローズの香りをもう少しはっきりさせようと思いました。

あとは、肌への作用の部分ですね。ローズドビオのお客様はスキンケアのリテラシーが本当に高くて。敏感肌でも使えるのは嬉しいけれど、やっぱりエイジングケア*にもこだわりたい方が非常に多いんです。そこで、「ヒーリング効果」をより進化させつつ、「敏感肌にも対応したエイジングケア」が叶うようなアップグレードを目指しました。ローズの香りをもう少しはっきりというところでは、赤薔薇『さ姫』だけでなくブルガリア産のダマスクローズ精油を配合しました。ローズの精油の配合量が1.5倍となったことで、ローズの精油が持つ女性ホルモンのバランスを整える作用の高まりも期待できる仕様になりました。また、年齢を重ねるとバリア機能の維持に欠かせない角層のセラミドの量が減少してきます。年齢を問わず敏感肌をケアできると同時に、エイジングケアにも重要な成分としてセラミドを配合することにしました。セラミドにはいろいろな種類がありますが、肌内部に存在しているセラミドの種類をお手本に、多種類のセラミドを配合することでより効果を実感しやすくなるよう工夫しています。そしてベースオイルは、どなたにも合うようなオイルをいくつか選び、酸化しにくくなるよう各種成分との組み合わせを試行錯誤しながら考案したブレンドオイルに着地しました。

*年齢に応じた


6. マセレーションオイルの作り方も、さらに進化

カレンデュラのマセレーションオイルは、産地と製造がフランスから日本になったのですね

そうなんです。現在は、カレンデュラの栽培からオイルの漬け込みまで日本で行っています。バイオダイナミック農法*というこだわりの有機栽培法でカレンデュラを育てて、日光を避けて乾燥させてから、カレンデュラは花びらの薬効が高いので、ちゃんと花びらのみ丁寧に1枚ずつ取ってオイルに漬け込みます。そして花びらのエキスがしっかりとオイルに移ってから、再び新しい花びらを漬け込む、というプロセスを2~3回繰り返して非加熱で成分を抽出しています。日光に晒すことによるダメージを避け、低温でゆっくり抽出することで、カレンデュラの貴重な美容成分であるカロテノイドが壊れないよう配慮した方法です。そして旧バージョンではカレンデュラのみをオイルに漬け込んだマセレーションオイルでしたが、リニューアル後はカレンデュラと一緒に芍薬の花びらも漬け込んでいるんです。カレンデュラが持つ肌を優しく整える効果に、芍薬が持つ女性らしい肌に導く効果をプラスすることで、敏感になった肌を整えながら、エイジングケアも可能に。カレンデュラも芍薬も国内で栽培されているものにしたことで、きめ細かなところまでお願いできるようになり、理想的なバージョンアップになったと思います。

*オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した、宇宙・天体(月や星座)の周期と自然のリズム、生物多様性を重視する有機農法


7. 農薬を使わない生薬への挑戦から生まれた芍薬の花エキス

芍薬も国内で栽培されているものを使われているということですが、地域や栽培法について関根さんのこだわりポイントをぜひ知りたいです

芍薬の花との出会いは、数年前に伊勢くすり本舗さんという漢方薬をつくっている会社と知り合ったことがきっかけです。知り合ってお話ししていたら、「今、お花を育てる取り組みをやっているんです。それは、農薬や化学肥料を使わず、植物が本来持っている力を引き出す栽培方法です」とお聞きして。一般的な漢方薬づくりにおいて、芍薬は根っこの部分が使われるので、花はもう蕾の段階とかで摘み取って、根に全部栄養がいくようにしてつくるそうなんです。でも、それだと確かに根は太くなるものの、化学肥料を使うことも要因の1つとなって、根がぶよっと締まりのない状態になってしまうらしくて。成分はたくさん抽出できても品質がいま一つになってしまうそうなんです。やはり自然の流れに沿ってお花をちゃんと咲かせた方が、根っこは細身になっても引き締まっていて良質な成分が採れると教えていただきました。それで、伊勢くすり本舗さんでは花も咲かせてから根っこの部分を使っているので、芍薬の花の使い道をいろいろ模索されているわけです。

芍薬の根の漢方薬というのは、どういった目的で使われているのでしょうか?

古くから補血や鎮静の目的で使われているそうで、女性ホルモンのバランスを整えるとか、生理不順のような婦人科の悩みに使われてきた生薬という感じです。それで、伊勢くすり本舗さんがすごく良いなと私が思ったのが、無農薬栽培にこだわっている点です。私もお話を詳しく聴くまで知らなかったのですが、一般的な漢方薬に使われている植物は、安定供給が優先されるため、ほとんど農薬を使って栽培されているそうなんです。お話を伺った伊勢くすり本舗の方は、海外留学してさらに漢方の勉強を深められたりして、代々で漢方薬をつくられているのですが、「身体を健康にするために飲む薬なのに、農薬を使うのはどうなのだろう」と疑問に思われて、それで無農薬栽培の原料に変えていこうと活動されているんです。素晴らしいですよね。

その第一歩が、三重県鈴鹿で無農薬栽培しはじめた芍薬。そこで芍薬を育てている農家さんたちも、以前までは農薬を使ってお花を綺麗に咲かすことに何の疑問も抱いていなかったけれど、伊勢くすり本舗さんでつくる漢方薬に使うにあたって、無農薬栽培に切り替えられたそうです。ただ、農薬や化学肥料に頼らないというこだわりを持って、日々手作業で雑草や虫と向き合いながら、根気のいる栽培を続けられています。せっかく咲かせたから、花も活用しようとなって飾る用のほかに確かハーブティーとか、伊勢くすり本舗さんではいろいろ製品化を試みているんです。その流れで、「関根さん、一緒に化粧品をつくってください」という話になったわけです。ただ、皆さんお忙しいこともあって芍薬を主役にした化粧品づくりは実はペンディング状態になっているのですが。プロジェクトの志に深く共感し、無農薬栽培の芍薬はとても貴重であることを知った私としては、ローズドビオでも原料としてこのお花を使って一緒に盛り上げていきたいと思ったんです。「この芍薬をローズドビオで使わせていただけますか?」と聴いたら、「ぜひお願いします」と快いお返事をいただけました。そんな経緯があって、漢方薬となる芍薬の“根”を育てるために咲き誇った、生命力あふれる“花”の部分を、私たち独自の技術で化粧品原料にアップサイクルしようという事でカレンデュラと一緒に漬け込むことになりました。

伊勢くすり本舗さんは、芍薬の花が持っているさまざまな効果を自社で分析されていたのでしょうか

そうですね、芍薬に関していろいろなデータを取られていたので、興味深く伺いました。それで、ローズドビオでは現在、芍薬の花から得られる水溶性エキスと油溶性エキスを使用しています。2種類のうち、プレミアムレッドローズオイルに入っているのは油溶性エキスです。先ほどもお話ししたとおり、芍薬の花をカレンデュラの花と同時に漬け込んでつくる、マセレーションオイルというかたちで配合しています。油溶性エキスは、皮脂や細胞間脂質に溶け込みやすく、じわじわと角層に長く留まるという特徴があります。そのため、美容に有効な成分が皮脂腺を経由して毛細血管の近くまで届いて作用することを期待できます。水溶性エキスも効果は似ていますが、肌への働き方や持続性などがまた違ってくるのでプレミアムレッドローズオイルでは使用しませんでしたが、いつかローズドビオ製品に配合しようと思っていました。その製品の開発ストーリーの際に、また詳しくお伝えできたらと思います。

ちなみに芍薬の花の姿は薔薇を超えるほどの大輪ですが、精油は取れないのでしょうか?

芍薬の場合、ローズのような匂いがするものもあれば、ちょっと草っぽさが強く匂うものもあったりと、かなり個体差があるんです。また、香り自体も弱めで、精油は水蒸気蒸留をしてもまず取れないそうなんです。ほかの方法でもなんとか香りを取り出せないかと試みたそうですが、やはり厳しいと。とはいえ、漢方薬として扱われるほど薬効の強い植物ではあるので、芍薬の花エキスはわりと癖のある匂いがしますよ。なので、化粧品に入れられるのは少量なのですが、それでも肌にしっかり作用してくれるのでとても良い植物に出会えたと思っています。

芍薬の収穫時期は5月なのですが、毎年その頃に鈴鹿では芍薬祭りが開催されています。芍薬を愛でるためのツアーのようなものが組まれて、お花を摘んで切り花として売られていたり、芍薬が配合されているいろいろな製品も売られているのでそれらをお買いものしたり。5月になると「今年も咲きました!」と私のところにも白やピンクの立派な芍薬の花を送ってくださるので、毎年飾っています。薔薇とはまた違った良さがあって、本当に咲き誇るという表現がぴったりな麗しさです。国産・無農薬という安心感はもちろんですが、そういった鈴鹿の風景と作り手の想い、エネルギーが肌へと届く。芍薬の花エキスの配合は、バージョンアップにおける最も誇らしい進化のひとつです。


8. リニューアル発売後の反響とおすすめの使い方

2023年3月のリニューアル発売から3年ほど経ちましたが、ユーザーの皆さんはどのように使われて、どういった感想を持たれているのでしょうか

image化粧水の後につけていただくと、これ1本でもハリを実感できるので、いわゆる“オイル状美容液”としておすすめしていますが、花粉症などで普段より肌が敏感になってしまった時に使うレスキューオイルとしても高い評価をいただいています。それから、自然派かつシンプルなお手入れが好きな方の中には、ブラッディローズジェリーやクリームを使うより、化粧水とオイルで肌のお手入れを済ませたい意見もちらほらお見受けするんです。そういった方の多くは、「プレミアムレッドローズオイルだと荒れがちな肌をなめらかに整えながら若々しいハリ感も与えられるので満足感が高い」ということで、ローズオブローズよりこのプレミアムレッドローズオイルを選ぶことが多いです。また、カレンデュラや芍薬の花エキスに加えて、セラミドも入れているので、通常の美容オイルと比べてべとつかず、肌と一体化するようななじみの良さも喜んでいただけています。

肌がもの凄く敏感になっている時は、セラミド不足に陥っている状態ですよね。なので、すぐにもセラミドを補ってバリア機能の回復をサポートしたいというニーズにお応えするには、美容オイルにセラミドを少し配合してあげることが、デリケートな肌にとっての即効性になると思いました。そしてカレンデュラとの相乗作用で、使うほどに肌が守られ、うるおって揺らぎにくくなり、さらには芍薬の花エキスによって女性らしい美しさを輝かせる。旧バージョンの穏やかな処方から、もうちょっとエネルギーが高めのインパクトある処方になりました。リニューアル後のプレミアムレッドローズオイルも、乾燥しやすく荒れがちな敏感肌向けではあるのですが、ローズドビオのユーザーの方で超・超敏感肌という1名の方のみ、当初の処方が合っていたという感想をいただきましたね。やはり精油の量などが少し多くなったので、旧バージョンの方が違和感なく使えたのかなと思います。そういった「本当にもの凄くデリケートになっているので、自分の肌に合うかどうか心配で」という場合には、最初にアーモンドオイルとかで少しだけ薄めてから試されてみてくださいとお伝えするようにしています。

最初の発売から7年の月日が経ち、リニューアル発売では美容成分の量を増やされているのにお値段が変わっていないことにも驚きました

imageリニューアルによって原価が高くなることもあれば、安くなることもあるのですが、私としては原価がどうこうというより、発売して時間が経つうちに直したいところが発生したら、それをクリアにしたいというのが一番大事なんです。リニューアルのタイミングに乗じて値上げを、という考えはないですね。取り扱い先の皆さんに「今度、プレミアムレッドローズオイルをリニューアルするんです」とお伝えした時は、時代的にも値上げを覚悟されたようですが、そうではないとわかり嬉しそうでした。実はローズドビオのプロダクツの中で、今もう1つリニューアル予定のものがありまして。そちらも少し手を加えたら肌にとってもっと良い影響があると私は確信しています。周りからは、もう変えなくても良いんじゃないかと結構言われたのですが(笑)。その開発ストーリーは、もう少し先になると思います。スキンケア効果を上げるための改良はもはや生き甲斐なので、楽しみに待っていただけたらと思います。